乳腺外科待合室で決めたこと<1>「不安に支配されたくない」

ある日の乳腺外科待合室で感じたこと。

 

私はその日、3ヶ月に1度の定期検診を受けてその結果を待っていた。

 

いやーなあの時間。

 

「なんかあったらまた治療?」

 

「転移してたらどうしよう?」

 

「こんなに時間かかってるのは何かあったからじゃ?」

 

エゴがバンバン言ってくる。

 

押しつぶされそうになったその時、思ったんです。

 

「私、いつまでこんなことくり返すの?」

 

5年?10年?いつになったらこの「不安」「心配」から解放されるの?

 

どうなったら安心できるの?

 

先生がOKを出すの?

 

検査の結果で決まるの?

 

誰が決めるの?

 

それまでは楽になっちゃいけないの?

 

で、思ったんです。

 

「そんなのまっぴらごめんだ!!」

 

たとえなにがあっても仕方ないけれど、

 

検査→不安→検査結果良し→安堵→検査→不安→検査結果良し→安堵→検査→不安→検査結果良し→安堵

 

のループだけはゴメンだなと。

 

私のことなのに、どうして私が決められないの?

 

私の人生の大切な時間はそんな不安や心配に支配されたくないし、させない!!

 

と決めたんです。

 

たとえどんな結果が出たところで、必ず私はそれに対処するだろう。

 

私が今までしてきたようにね。

 

それは覚悟する。

 

でも、検査の前からずっと不安で、しんどくて、つらくて、心配で、っていう時間はもう過ごさない!!

 

と決めたんです。

 

<続きます>乳腺外科待合室で決めたこと<2>