不安なときに検索をしてはいけない理由

一番最初に乳がんが分かったとき。

 

怖くて不安で。これからどうなるのか分からなくて。

 

そんなとき、検索ばかりしていました。

 

乳がん」「手術」「期間」「費用」「治療法」などなど。

 

私これからどうなってしまうんだろう。

 

考えれば考えるほど悪いことしか浮かばなくて

 

だからずっと検索してしまう。

 

今治療をしている人のブログ、お医者さんのサイト、様々な治療法、体験した感想・・・

 

でもあるとき気づいたんです。

 

そういう「不安」から検索をする自分の身体がめっちゃ冷えていることに。

 

まだ秋だったのに、足先までキンキンに冷えていた。

 

そして思ったんです。

 

「身体がこんなに冷えている、ってことは、検索は私の身体に良くない」

 

1℃体温が下がると免疫力は30%下がる。

 

しかも、検索すればするほど、不安や心配が大きくなり、不安定になる。

 

ひとつも良いことはない。

 

そう悟ったとき、私は検索することをきっぱり止めました。

 

今日までほとんどしていません。

 

だから私は自分が治療をしている最中でさえ、一切他の患者さんの様子も知らなかったし、

 

自分の病気については、ほとんど何も調べませんでした。

 

病気の知識はお医者さんにお任せ。

 

治療については自分で調べずに、質問があったらお医者さんにすることにしていました。

 

その代わり、お医者さんが教えてくれない

 

「免疫を上げる方法」「NK細胞を増やすには」「自分の身体のメインテナンス」「治療の副作用に負けない身体作り」「身体を強くする食べ物」「毎日自分で出来る健康に良いこと」

 

などはとことん調べて実践。

 

こういうことを調べていると、なんだか勇気が湧いてきて、エネルギーが満ちるし、身体も冷えない、ポジティブな気持ちになる。

 

嫌なことは徹底的にスルー、気持ちの良いことだけにフォーカスする。

 

これはどんなことにも応用できる、とても大切な法則。

 

スルーしても大丈夫

 

必要な情報は必ず入ってきます。

 

不安からなにかをすると不安な現実を呼ぶ。

 

良い気持ちでなにかをすると良い気持ちを呼ぶ。

 

それだけのことなのです。

 

不安になって、暴走したくなったときに、

 

これを思い出すだけでいいのです。